自動車保険は2つの種類がある！

自動車保険とは、自動車を運転するときに必要になる保険のことです。そして自動車保険は大きく2つの種類があります。1つが自賠責保険、もう1つが任意保険です。ここでは自動車保険の基本的な知識について徹底解説していきます！

自賠責保険ってなに？

自賠責保険とは、自動車損害賠償保障法という法律で必ず加入するように定められた、いわゆる強制保険です。そして、補償対象は事故の相手の身体です。相手方の物や自分の体は補償されません。
なぜこのような保険が必要なのでしょうか？
それは、運転者や事故の状況に関わらず、事故にあって死傷した相手を補償によって助けるためです。
自賠責保険は大抵の場合、クルマを契約したお店で自動的に手続きされ、納車時には加入している状態になっています。また、車検のタイミングで自動的に更新されます。

 

任意保険ってなに？

任意保険は、その名の通り加入する・しないは自由です。
先述した通り、自賠責保険は事故の相手方の身体のみを補償します。しかし、事故を起こしてしまったとき、相手や自分が受ける損害には様々なものがあります。
任意保険とは、そんな自賠責保険では補償しきれない事故の損害から運転者を助けるためのものです。
クルマを契約したお店で紹介している任意保険に加入してもいいですし、自分が入りたい保険会社を選んで加入することもできます。

 

任意保険って必要なの？

任意保険は加入しないという選択をすることもできるのですが、2020年3月末現在で任意保険の加入率は約8割にのぼっています(※1)。
すでに自賠責保険に加入しているのに、なぜクルマを運転する人の多くが任意保険に加入するのでしょうか？
それは、事故によって受ける損害から自分自身を守るためです。

例えば、うっかりガードレールにクルマをぶつけてしまったとします。壊れてしまったガードレールはもちろん弁償しなければなりません。また、自分のクルマの修理代もかかってきます。もし、自分がその事故によって怪我をしてしまったら、入院費や治療費も必要です。同乗者がいた場合、同乗者の怪我の治療費や慰謝料の支払いが必要になってくる可能性もあります。

誰にでもうっかりやミスは必ずありますが、クルマの運転中には、その一瞬のミスで何百万円、何千万円という損害賠償が発生してしまう危険性が常にあります。自分や周囲の人の安全を守るために任意保険への加入は重要なのです。
※1 損害保険料算出機構　「自動車保険の概況_2020年度」

 

任意保険の補償

任意保険の補償項目はその保険会社やプランによって様々ですが、ここでは大きく「対人補償」、「対物補償」、「人身傷害補償」、「車両補償」の4つをご紹介したいと思います。
「対人補償」、「対物補償」とは、読んで字のごとく、事故被害者の怪我と財産を補償するものです。この2つは任意保険加入の際は必ず加入することになります。
3つ目の「人身傷害保険」は事故を起こしたクルマに乗っている運転者や同乗者が怪我をした場合などに、治療費などを補償するものです。
4つ目の「車両補償」ですが、これは運転している車両を補償するものです。事故によってクルマが傷ついたり故障したりした場合に、修理費を保険金で支払うことができます。
ノレルの「中古車プラン（1年・2年契約）」では、月額料金に「対人補償」、「対物補償」、「人身傷害補償」が含まれています。またノレルケアにご加入いただくと「車両補償」も付帯することができます。
詳しくは「プランをみる」をご覧ください。

 

任意保険の金額

任意保険の金額はどの範囲まで補償するかによって異なりますが、同じ契約内容でも「等級」によって保険料が大きく変わってきます(※2)。等級が低ければ低いほど、保険料が割増となり高くなります。逆に、等級が上がれば保険料は割引となり安くなります。
等級は基本的にその人の運転歴や事故歴に伴って変化しますが、1等級から20等級まであります。初めて任意保険に加入する場合は6等級からスタートし、1年間無事故で過ごせば1等級あがります。逆に、事故を起こして保険を使用した場合は等級が下がる場合があります。

一方、ノレルでご紹介している任意保険は、事故を起こしてもご自身の等級へ影響がありません。ノレルでご紹介している任意保険について気になる方は、ぜひ「ノレルの任意保険ってどんな特徴があるの？徹底解説！」を読んでみてください！

※2 ノンフリート契約（同一の契約者で所有台数が9台以下の契約）の場合。

 

ノレルの任意保険について詳しく知りたい！

ノレルでは、クルマに関して知識・経験ともに豊富なクルマのプロがお客様の疑問やご相談に真剣に向い合います。
少し気になった車がある。そもそも新車か中古車か分からない。などなど内容はなんでも結構です。
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